只野研究室では、医工連携として進めている手術支援ロボットシステムや遠隔操作に関する研究などを中心にヒトへの効果的作業支援やヒトと機械の高度なインタラクションの実現を目的とした研究を行っています。また、バルブや空気圧回路など空気圧サーボシステムの性能向上に関する研究についても取り組んでいます。

空気圧サーボシステムに関する研究

一般に,空気圧アクチュエータは空気の圧縮性などによる非線形特性を有していますが, サーボバルブを用いて圧力センサから得られる駆動力の制御ループを構成することで, 空気圧駆動特有の非線形性を補償することが可能となり,駆動力を高速,高精度に発生することができます. 空気圧アクチュエータを用いた駆動システムのさらなる性能向上を目指して、バルブや空気圧回路、制御方法に関する研究を行っています。